いまさら読書『スタンド・バイ・ミー』

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いまさら読書
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こんにちは。めいです。
きょうは、いまさら読書をお送りします( ・`ω・´)

いまさら読書とは?

移転してから初めての更新なので、いまさら読書がどういうカテゴリーなのか、あらためてご紹介しようと思います(●´ω`●)
私は2020年の目標として「ちゃんと読書する」を掲げています。
目標達成のため、「有名でぼんやりと知っているけど実は読んだことのない世界・日本の名作を読んでみよう」というコンセプトのこの「いまさら読書」を始めました(*゚∀゚)
大体月1冊のペースで、読んだ本の感想をお届けしています(*´ω`*)
ネタバレは気にせずにがんがん書いていくので、その辺りはご了承くださいm(_ _)m

さて、記念すべき移転後第1回は、『スタンド・バイ・ミー』です。

めいによるうろ覚え解説『スタンド・バイ・ミー』

まずはうろ覚え解説からです( ・`ω・´)
本を読み始める前に、うろ覚えの情報や聞きかじった情報で物語を解説していきます。
いまさら読書で取り上げる本は、有名な割にほんのりとしか知らず、文章にできるほど情報がないので、このうろ覚え解説は大体箇条書きでお送りしています(;´∀`)

とはいえ、「いやいや、移転後第1回じゃん?記念すべき回じゃん?」
皆さんそう思いますよね。
安心してください。皆さんの期待は裏切りません。

きょうも箇条書きです(・ω・)

それではどうぞ。

  • 死体を探しに行く話
  • 作者はスティーブン・キング
  • あれ?スティーブン・キングってことはホラー?
  • 多分ホラーではなかったはず。青春小説的な?
  • so ダーリン ダーリン♪

最後歌ってごまかしてますけれどもね。
安定の無知さです(; ・`ω・´)
こういう作品を読んでいくカテゴリーですので、めげずにいきましょう( ・`ω・´)

感想

ここからは、読んでみて把握した正確なあらすじをお伝えした後、感想を書いていきます。
物語の本筋とは関係ないけど気になったこととかも調べますので、ムダ知識が増えるかもしれません(;´∀`)

正確なあらすじ

12歳のゴードン、クリス、テディ、バーンは、それぞれの家庭に問題を抱えながらも、表面的には平凡な日常を共に過ごしている。
夏休みのある日、バーンは、「行方不明になった少年の死体を見た」という兄の話を盗み聞きし、3人に報告する。
好奇心と功名心から、4人は死体を見るためにこっそり町を出るが・・・

大人になり、作家として大成したゴードンによって語られることから、スティーブン・キングの自伝的小説であるとも言われている作品です。

関係ないけど気になったこと:ホラー以外の映像化作品

人気作家で映像化作品もたくさんあるスティーブン・キング。
今回読んだ『スタンド・バイ・ミー』も映画化されています( ・`ω・´)

その他、有名ホラー『IT』もスティーブン・キング原作です。

あと、『キャリー』とか『シャイニング』とか、ホラーの有名作の原作者なのは知っているんですよね。
見たことないけど(;´∀`)

ホラー以外だとどんなもんなのか、気になったので調べてみました( ・`ω・´)
まずはこれ。

これ、原作スティーブン・キングさんなんですね(´゚д゚`)
知らなかった( ˘ω˘)

そして次にびっくりしたのがこれ。

まじか(; ・`ω・´)
全然知らなかったぞ(;´∀`)
ホラーのイメージが強かったので意外でした(・ω・)
『ショーシャンクの空に』も『グリーンマイル』も好きな作品なので、『スタンド・バイ・ミー』も好きな感じかも?と期待して読んでみました( ・`ω・´)

感想①「青春」と言うには重い

私は、「4人の少年が死体を探しに行く話」というざっくりした知識から、この物語に対して冒険小説的な印象を持っていました。
仲の良い4人がトラブルを乗り越えながら冒険して、それを通して一回り成長し、より絆を深めた夏の思い出の1ページみたいな(; ・`ω・´)?

全然違ったわ(´・ω・`)

探しに行くものが「死体」の時点で気付くべきでした(;´Д`)
これも青春といえば青春なのですが、爽やかさよりもやるせなさを感じる物語でした。
死体探しの旅の道中は冒険ものとして楽しめなくもありませんが、旅の終わりからその後のお話まで全てを読むと、何ともいえない気持ちになりました。

感想②ままならない人生の中の「死」の意味

ゴードン、クリス、テディ、バーンは、4人とも家庭環境があまり良くありません。
虐待されたことがあったり、現在進行系で虐待されていたり、凶悪な兄弟におびえていたり、暴力こそふるわれないものの、逆に全く関心を持ってもらえていなかったり。
ひどい環境にいながら、まだ12歳の彼らにはその環境をどうすることもできません。
自分ではどうすることもできない、ままならない人生に飲み込まれそうになりながらも、表面的には環境に適応して生きています。

そんな彼らにとって死体はどんな意味を持っていたのでしょう?
死体は間違いなく「死」の象徴です。
彼らにとって「死」とはなんだったのでしょう?

私は、「死」は、彼らのままならない人生の中で唯一自由にできるものだったのではないかと思いました。
彼らは、自力では何も変えられず、誰からも助けてもらえない環境に生きていました。
虐待された過去も、今虐待されたりおびえたりしているこの状況も自力では変えられないし、かといって逃げ出すこともできません。
そんな中で、彼らにとっては、唯一死ぬことだけは自由だったと思います。
死ぬのが良いことかどうかということは別にして、どれだけままならない人生の中でも、自分で死ぬと決めて行動すれば、死ぬことだけは自由に、自分の意志でできたと思います。

しかし、彼らにとって死は未知でもありました。
死んだらどうなるの?
死ってどんなもの?
彼らを死体探しの旅に突き動かしたのは、自分が唯一自由にできるかもしれない死がどのようなものなのかを知りたいという気持ちがあったからではないかなと思いました。

感想③ゴードンと他の3人は何が違ったのか

旅を終えた後、彼らは自ら死を選びこそしませんでしたが、ゴードン以外はみんな若いうちに亡くなってしまいました。

なぜゴードンだけが生き延びたのだろう?
私はそんな疑問を持ちました。
何がゴードンと他の3人の運命を分けたのでしょうか。

テディとバーンとは大きな違いがあったと思います。
ゴードンとこの2人の決定的な違いは感じる力考える力だったのではないかと思います。
4人が死体を発見したとき、ゴードンは「生きていること」と「死んでいること」の間に大きな隔たりがあることを感じ取りました。
また、死はどういうものなのか、それと生を比べたときに自分はどうしたいのかといったことを考えたのだと思います。
テディとバーンには、恐らくそんなふうに感じたり考えたりする力が乏しかったと思います。
だから、テディが繰り返していた「車の前に飛び出す」ような生き方を続けてしまい、結果的に若くして亡くなってしまったのではないかと思いました。
自分の抱えている苦しみに向き合わず、もしくは向き合えずに、ただその瞬間を生きていくことしかできなかったのではないかと思いました。

では、クリスとゴードンは何が違ったのでしょうか。
私は、クリスはゴードンのように感じる力も考える力も持っていたと思います。
そのような力があったから、彼は必死で進学の道を選んだのだと思います。
でも、彼は生き延びられませんでした。
なぜだろう、何が違ったのだろうと考えてみたのですが、答えは分かりませんでした。
クリスの死は、理由などなく、ただ運命だったとしか言えないものでした。
感じたり考えたりできないことが命を縮めることもあるし、どんなに感じる力や考える力があっても、どうしようもなく死んでしまうこともある。
人生って本当にままならないと思いました。
それでも死にたくないと思う気持ちがまだあるなら、ただただ生きていくしかないのだなと思いました。

おわりに

きょうは、いまさら読書として『スタンド・バイ・ミー』の感想をご紹介しました。
なんだかうまくまとまらないのですが、ただの青春小説ではなかったことを知ることができてよかったです(●´ω`●)
スタンド・バイ・ミーの映像版も見てみたいし、スティーブン・キングの他の作品も読んでみたいなと思いました。
ホラー以外で(;´∀`)
今後もこんな感じで感想を書いていきますので、よければお付き合いください(*゚∀゚)

きょうはこれでおしまいです。
また来てくださいね!

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