こんにちは。めいです。
きょうは、「テープ起こしの作業にどんな道具が必要なのか」について書いていきます。
必須なものと、あると捗るものがあるので、きょうはまず、必須なものについて書いていきます。
これも私個人の意見なので、引き続きご参考程度でお願いします。また、私はWindowsで作業していますので、それを前提とした設備となっています。Macについては情報がありません…申し訳ありません(-_-;)
テープ起こしに必須な道具①パソコン
これがないと何も始まりません!
パソコン本体はもちろんのことですが、ウイルス対策ソフトとワープロソフトが装備されている必要があります。
仕事の受注や納品はメール、dropboxなどを通してすることが多いですし、専門用語の検索などもばんばんしますので、インターネット環境の整備も必要です。光回線が推奨されていると思います。
ノート型?デスクトップ型?
ノート型かデスクトップ型かという点に関しては、個人の好みで構わないと思います。音声を流しながらワープロソフトを操作しつつ、インターネット検索もできるだけのスペックがあればどちらでも大丈夫だと思います。
ご参考までに、私が最初に使っていたのは2013年製のノートパソコンでした。Core-i5第3世代、メモリ4GB、2コア4スレッドというスペックで作業できていました。
快適!とまではいかなくとも、問題なく動く、という感じでした。
のちにノートパソコンの挙動が怪しくなり、デスクトップに買い替え、今はデスクトップで作業しています。
どちらも使ってみて、私はデスクトップをおすすめします。スペックが高く安定して動くということはもちろんですが、据え置きできるのが楽ちんだからです。
ノートパソコンを使っていた頃は、ダイニングテーブルに機材を広げて作業していました。そのため、仕事が終わると片付け、また次の日仕事をするのにセッティングし、というのを繰り返していました。
これが地味に大変で、作業に取り掛かるのが億劫に感じてしまうこともありました。
デスクトップに替えてからは、スイッチを入れるだけですぐ作業に取り掛かれるので、よい気分で作業を始められるようになりました。
ノートパソコンでも、据え置きできればこの点は解消できるかもしれませんね。
テープ起こしに必須な道具②文字起こし支援ソフト
テープ起こしする音声を再生するためのソフトです。
ただ再生できるだけでなく、キーボードの任意のボタンに再生や一時停止といった機能を割り当てることができるので、キーボードから手を離さずに音声の操作ができるようになっています。
また、ウインドウが隠れてしまってもそのまま使えるので、ウインドウを切り替えずに文字入力と音声の操作を同時に行うことができます。ソフトを使うことで効率が格段にアップします。
代表的なものとしては、okoshiyasu2や聞々ハヤえもんなどがあり、いずれも無料でダウンロードできます。
テープ起こしに必須な道具③イヤホン、ヘッドホン
こちらは音声を聞くために必要です。
テープ起こしでは、スピーカーで音声を流すのではなく、イヤホンやヘッドホンで音声を聞くことが推奨されます。
聞きやすくなるのはもちろんですが、音声を無関係な人に聞かれ、情報漏えいしてしまうことを防ぐ意味もあります。
価格帯はぴんきりですが、5000円程度は出したほうが快適に作業できるのではないかと思います。音質が良いに越したことはありません。
個人的には、ヘッドホンよりイヤホンのほうが聞き取りやすい印象です。
テープ起こしに必須な道具④記者ハンドブック
これは、起こした文章の見直しに使います。起こした文章の表記が正しいかどうか、このハンドブックで確認します。
例えば、✕とりあえず → ◯取りあえず
✕改めて → ◯あらためて
という感じで修正します。
表記のルールはこのハンドブックに準拠しているというテープ起こし会社が多いと思いますので、必携の1冊です。
2000円ぐらいで、書店でも買えますし、楽天やアマゾンなどでも販売しています。
小口(背表紙の反対側の部分)のインデックスがちょっと分かりにくいので、自分でインデックスを付けると使いやすくなり、効率が良くなると思いますよ。
おわりに
きょうは、テープ起こしに必須の設備についてご紹介しました。
ワープロソフトや文字起こし支援ソフト、記者ハンドブックに関しては、テープ起こしの会社ごとで指定のものがあったり、校正方法に決まりがあったりすると思いますので、作業する際は各社の決まりに従ってくださいね。
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