こんにちは。めいです。
きょうは、プライム・ビデオを使い倒す会をお送りしようと思います。
久々に映画を見られました(;´∀`)
次はいつ見られるか分かりませんので、この辺りでいっちょやっておきます(; ・`ω・´)
プライム・ビデオとは?
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『チョコレートドーナツ』
チョコレートドーナツ(字幕版)きょう紹介するのは、『チョコレートドーナツ』という作品です。
あらすじ
ドラアグクイーンのルディは、歌手を夢見ながらもショーパブで口パク歌手として働いている。一方、弁護士のポールは、ゲイであることをひた隠しにして生活していた。
ひょんなことから出会い、愛し合うようになった2人は、母親に見捨てられたダウン症の少年・マルコを保護し、ささやかながらも幸せな家庭を築こうとする。
しかし、3人を待っていたのは理不尽な法律と偏見だった。
大きなテーマ以外にも見どころたっぷり
「同性愛」「障害者」「マイノリティー」「差別」「偏見」
この映画の大きなテーマはこんなところだと思いますが、この映画の見どころはこれだけではありません。
まず、ルディはめっちゃくちゃ歌がうまいです(*゚∀゚)
ラストの歌唱シーンは見入ってしまいますよ(●´ω`●)
冒頭の口パクでダンスしているシーンも表現力豊かで素敵です(*´ω`*)
そして、何といってもルディとポールのマルコへの一貫した深い愛情は、見ていて心が洗われます( ˘ω˘)
感情の起伏が激しいルディと、冷静なポール。対照的な2人ですが、それぞれにマルコを深く愛しているのが分かります。
ルディが母性的でポールが父性的な印象なのですが、特にルディは途中から女性に見えてきました(;´∀`)
愛が深いからこそ結末がつらくもなるのですが、3人が一緒に過ごせた期間の描写は、本当に幸せな気持ちになれますよ(*´ω`*)
「普通」って何だろう
「愛し合う2人が障害のある子を引き取って育てようとする」と書くと、「大変だろうけど頑張って」だけで済んで、ただの感動話になります。
しかし、「同性愛者のカップルが障害のある子を引き取って育てようとする」と書くと、途端に「それって大丈夫?」と聞く人が増える気がするのはなぜでしょう。
きっと、「同性愛は普通じゃない」と考える人が多いだろうなと、自分の中で予想するからだと思います。
日本でもだいぶ同性愛に関する理解が深まってきているとは思いますが、それでもまだ偏見を持つ人がいます。
ましてやこの映画の舞台である1970年代後半~1980年代は、同性愛者や障害者に対する偏見に満ちていたことでしょう。
「普通ではない」どころか「異常だ」と思っている人すらいたかもしれません。
同性愛が異常だ、普通じゃないと言うのなら、「普通」って一体何なのよ(´・ω・`)?
そんな気持ちになりました。
「普通」って、異性を好きになることではなくて、自分が本当に愛している人と自然に、幸せに過ごせることのはずですよね(;´Д`)?
ちょっと皆さん、1回考えてみてほしいと思います(; ・`ω・´)
マルコはネグレクトする親より、自分にたっぷり愛情を注いでくれる2人と暮らすほうがきっと幸せだったはずです。
しかし、その2人が「同性愛者」と分かった途端、マルコの幸せは奪われてしまいました。
それは、周囲の人々が自分たちの「普通」を3人に押し付けたからです。
本当の「普通」とは何なのか、自分の思っている「普通」は本当に「普通」なのか。
考えておかないと、いつか誰かの幸せを奪ってしまうかもしれません。
おわりに
きょうは、プライム・ビデオを使い倒す会として『チョコレートドーナツ』を紹介しました。
なんとこの作品、今年の冬に、宮本亜門さん演出で舞台化するそうです(*゚∀゚)
ルディは東山紀之さん、ポールは谷原章介さんが演じます(●´ω`●)
コロナの関係でできるのか不透明なところはありますが、ぜひとも見てみたいですね(*´ω`*)
こちらもよければどうぞ。
予習もかねて映画から見るのもいいかもしれませんよ( ・`ω・´)
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